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〈ご案内〉「さくらマルシェ」が開催されます(11月7日)

2015/10/30

本ビジネス・スクールの受講者OBを中心に、各自が生産した農産品や加工品を持ち寄って販売するマルシェ(青空市場)を下記のとおり開催します。
里いも、かぼちゃ、ネギ、そば、漬物、ジェラート、ぶどう、りんご、ラフランス、カレー、お菓子などを用意しておりますので、皆様お誘い合わせのうえ、ご来場ください。

日時 11月7日(土)午前10時00分~午後3時00分
会場 大沼山形店 正面入口

◎チラシはこちらからダウンロードできます ⇒ 「271107さくらマルシェ」(PDF)

講義「おいしい山形・食材王国みやぎビジネス商談会」(視察研修)

2015/10/26

平成27年10月20日(火)、ホテルメトロポリタン仙台で開催された標記商談会を視察しました。

この商談会は、山形県・宮城県・山形銀行・七十七銀行等で構成する実行委員会の主催により平成19年度から実施されています。
山形・宮城両県が誇る豊富な食材(農林水産物、加工食品)の販路拡大に向け、出展事業者が、食品卸売業・小売業(百貨店やスーパー等)のバイヤー、飲食・ホテル等の実需者との商談や情報交換を行うものであり、今年度は納入企業(出展側)77社、仕入企業(バイヤー側)59社が参加し、盛大に開催されました。

商談会01
▲展示商談会場の様子
商談会02
▲山形県企画展示(ごはんのお供)

今回スクールでは、食品に関するビジネス商談の流れや手法等を学ぶとともに、6次産業化の出口戦略(販路開拓・拡大)の重要性を認識することを目的に、午前中の「展示商談」を視察しました。
主にスクールの現役受講者やOB が在籍する企業、視察参加者に関連する企業(農産加工、JA、市町村関係)のブースで、商材の説明や試食、お話を伺いました。※以下の写真はその一部。

商談会03
▲チーム25(受講者OB)
商談会04
▲大蔵わさび(今年度受講者)
商談会05
▲べじ吉おかめ工房(受講者)
商談会06
▲かほくイタリア野菜研究会
商談会07
▲産直あぐり
商談会08
▲舟形町振興公社
商談会09
▲JA鶴岡
商談会10
▲全農山形県本部

商談会の参加経験が多い企業等を中心に、立体的な商材陳列や、開発背景やストーリー性を感じさせる装飾など、注目を引く工夫を凝らした展示をしていました。
また、口頭での商材説明に加え、FCPシート(商品説明資料)の配布、雑誌・広告媒体等への掲載アピール、レシピやメニュー・食べ方の紹介なども併せて行い、バイヤーが具体的にイメージしやすいよう努めているブースも多くありました。

食品卸売業・小売業は、他社が取り扱わない商品をそろえて差別化を図るため、地域商品の発掘に積極的になっています。また、6次産業の取組み者側にとっても、事業拡大に向け、商談等を契機とした卸売業・小売業との結び付きが重要となります。

商談会の雰囲気や各企業の取組みを通じ、「売れるモノを作ること」を意識した商品づくりと事業展開が不可欠であることを認識できたと思います。

〈ご案内〉「さくらマルシェ」が開催されます(10月17日)

2015/10/15

本ビジネス・スクールの受講者OBを中心に、各自が生産した農産品や加工品を持ち寄って販売するマルシェ(青空市場)を下記のとおり開催します。
里いも、かぼちゃ、ネギ、そば、漬物、ジェラート、新米、ぶどう、りんご、ラフランス、カレー、お菓子などを用意しておりますので、皆様お誘い合わせのうえ、ご来場ください。

日時 10月17日(土)午前10時30分~午後3時30分
会場 大沼山形店 正面入口

◎チラシはこちらからダウンロードできます ⇒ 「271017さくらマルシェ」(PDF)

講義「農場(企業)実習」(視察研修)

2015/10/14

6次産業化の事例視察を通じ、その特色や課題を捉え、自身の事業構想への反映を学ぶことを目的に、平成27年10月6日(火)~7日(水)の一泊二日の日程で標記研修を実施しました。

今年度の視察先は、秋田県内の6次産業化の優良・先進事例として次の箇所にお伺いしました。
<1日目>
〔視察1〕株式会社秋田ニューバイオファーム(由利本荘市)
〔視察2〕有限会社瀧田養鶏場、たまごの樹(秋田市)
〔視察3〕エリアなかいち(同)
<2日目>
〔視察4〕食彩町家館(仙北市)
〔視察5〕農事組合法人大沢ファーム(横手市)
〔視察6〕道の駅十文字(同)
 

【視察1.秋田ニューバイオファーム】

秋田ニューバイオファーム01
▲ハーブガーデン入口
秋田ニューバイオファーム02
▲事業概要のご説明

同社は、20,000㎡の面積を誇るハーブガーデン(農業生産)を軸に、ハーブの苗やガーデニング用品の園内ショップ(販売施設)、クラフト工房(体験施設)、園内レストラン(飲食施設)等を併設するほか、自社で加工製造した商品などの秋田の特産品を取り扱うオンラインショップ、東京都港区にある秋田県アンテナショップを運営しています。
手広く事業展開している同社では、農業生産のピークが夏場になる一方、冬季から春にかけては農産加工やオンラインショップの作業を集中させるなど、労働力という経営資源の適正配分を図り、地元(西目地域)の雇用確保にも多大な貢献をされています。

農業生産と加工、観光農業、健康事業を通じ、地域の食文化育成や活性化を目指すという高い目的意識を背景に事業に取り組んでいらっしゃることを、丁寧にご説明いただきました。

◇「秋田ニューバイオファーム」ウェブサイト http://www.akita-newbiofarm.com/(外部リンク)

 

【視察2.瀧田養鶏場(たまごの樹)】

たまごの樹01
▲卵と菓子類の直営販売店舗
たまごの樹02
 ▲多くの菓子が並ぶ華やかな店内

同社は養鶏場経営に加え、自社生産の卵を使ったシュークリームやプリン等の菓子製造・直売を手掛けています。
経営理念についてお伺いすると、「長所を活かす・伸ばす」との説明がありました。同社の養鶏規模は約3万羽と小規模(家族的経営)の範囲になるそうで、生き残っていくにはどうするか、小規模だからこそ出来ることは何かという想いから、差別化した商品の開発と、新規の顧客開拓に取り組むこととなったそうです。
純国産鶏(さくら、もみじ)と無添加飼料から生み出す、安全安心な新鮮卵の生産。その卵を使った高付加価値加工品(菓子)の開発。市場価格に左右されない直接販売。これらを実現したのが、直営店「たまごの樹」ということになります。

菓子開発にあたっては、地元の人から味や食感をモニターしてもらい、地元で売れる、親しまれる商品を目指したとのこと。また、地元の障がいのある方を雇用するなど、地域との結びつきを大事する姿勢が伺えました。

◇「たまごの樹」ウェブサイト  http://www.tamagonoki.jp/(外部リンク)

 

【視察3.エリアなかいち】

エリアなかいち01
▲コンセプトの説明
エリアなかいち02
▲「あきたタニタ食堂」の視察

「エリアなかいち」は、秋田駅西口から西に600mほど進んだ市内中心部にあり、商業施設や県立美術館、文化交流施設、広場等で構成される複合施設です。
県と市、地権者共同での市街地再開発事業として整備され、平成24年に街びらきが行われました。
今回はその中の商業施設「@4の3」(アットヨンノサン)にお邪魔し、平成26年の同施設リニューアルを手掛けた㈱あきた食彩プロデュースからご説明いただきました。

リニューアルにあたっての事業コンセプトは「6次産業化を核に、中心市街地の賑わいと雇用を創出」。秋田ブランドの価値発信と「活力あるあきた」確立の拠点を目指し、「農・食・健」のトライアングルに「美」を加えたコラボレーションによる、秋田全体が元気になるまちづくりを進めているとのことです。
「農」の側面では、農業生産と農産加工品を手掛ける株式会社四季彩の「まきお農園」や、JA新あきたの農産物直売所が出店しています。また、「食」と「健」双方へのアプローチとして、「あきたタニタ食堂」が、ヘルシーかつ秋田ならではの地産地消メニューを提供しています。

中心市街地の再開発・活性化と6次産業化を組み合わせた手法、商業起点による6次産業化推進の取組みの一つとして、本施設には今後も注目する価値があると思われます。

◇「エリアなかいち」ウェブサイト http://akita-nakaichi.com/(外部リンク)

 

【視察4.食彩町家館】

食彩町家館01
▲事業概要のご説明
食彩町家館02
▲施設内の視察

二日目の最初に訪問したのは、角館の6次産業化拠点施設として、平成27年4月にオープンした「食彩町家館」です。
角館の景観に調和する町家風の建物が特徴で、地元食材を使った加工品の販売や飲食ブース「アグリガーデン」が1階に、地元産野菜を使った地産地消レストラン「町家キッチン」が2階に設けられています。
前日のエリアなかいちと同様に㈱あきた食彩プロデュースが手掛けており、銀行支店やコンビニ、ホテルなど区画全体の開発が進行中であること、観光客だけでなく地元の方々にリピーターとなってもらう集客・メニュー戦略を立てていること、東京のシェフに協力いただいての新商品開発(いぶりシリーズ)を進めていること等の説明がありました。

㈱あきた食彩プロデュースでは、これら町家館やエリアなかいち等の6次化拠点の整備・運営と並行して、青豆など秋田の食材を活用した「秋田らしい」新商品の開発・プロデュース、農産物や加工品の首都圏ホテル・小売等への販路開拓支援、海外輸出の促進などに取り組んでおり、「農・食・観」を軸に、魅力ある秋田の実現と雇用創出に繋げ、地方創生に貢献していくとの全体戦略についてご説明いただきました。

◇「食彩町家館」ウェブサイト http://www.shokusai-machiyakan.jp/(外部リンク)

 

【視察5.大沢ファーム】

大沢ファーム01
▲取組みのご説明
大沢ファーム02
▲ぶどうジュースの試飲

同社のある横手市大沢地区は、明治時代まで歴史がさかのぼる県内有数のぶどう産地ですが、平成18年からは市観光協会と生産者が連携し、ぶどうジュースの香港への輸出を開始しました。糖度23度以上の完熟スチューベンを使ったこだわりの味が高い評価を得て、香港・台湾・上海の高級スーパーへの出荷拡大、さらには国内でも首都圏の高級スーパーへの販売が実現してきたとのことです。
同社を設立した3名の農家も、元はぶどうやリンゴを生食用に出荷してきましたが、こうした加工・販売・輸出の取組みに手ごたえを感じ、農業収入の増加、雇用の拡大、農業経営の安定を図るため、平成24年3月に同社を設立されました。

視察では同社こだわりのぶどうジュースを試飲させていただくとともに、平成25年10月に旧学校給食センターを活用して整備したジュース加工場の話や、冬季間の農家の雇用先や若者の就農にも貢献していることの話がありました。
加工場整備、販売先の確保、雇用、資金調達など個人では難しいことを、複数人や関係者と手を組んで進めること、地域全体の農業活性化の視点が重要である旨、ご説明いただきました。

 

【視察6.道の駅十文字(ふれあい直売十文字)】

直売十文字01
▲社長、スタッフからのお話
直売十文字02
▲直売所の様子

最後に訪問したのは、横手市の道の駅「十文字」にある「ふれあい直売十文字」です。
この道の駅は、住民出資により設立された㈱十文字リーディングカンパニーが指定管理委託を受け、全国でも珍しい完全民間経営により運営されているとのことです。
観光客の立ち寄り施設にとどまらず、高齢化が進む地元のコミュニティ拠点、そして地域の産業振興の拠点としての機能を持ち合わせるべく、アイデアマンである社長(元十文字町長)のもと、社員、そしてボランティアスタッフの皆さんが活躍されていらっしゃいます。

具体的に見てみると、まず直売所では、地元産にこだわった朝取りの新鮮野菜や果物、加工品など多種多様な商品を取り扱っています。野菜ソムリエの資格も持つスタッフは、お客様ときめ細やかなコミュニケーションを図り、商品特徴や調理・保存方法も含めてPR、販売しています。こうした地道な取組みの結果、秋田県内でもトップの売上げを誇っているとのことです。
また、施設の有効活用として、正面ホールを道の駅利用者や地域の方々に解放し、各種の趣味活動等に利用いただいたり、同社が主催する取組み(健康体操、歌声タイム、折り紙教室、生け花など)を展開することで、他にはない産直づくりを目指していらっしゃいます。

小さな会社だからこそできること、地域に密着し、地域に貢献していくことをモットーに、様々なことにこれからもチャレンジしていくとの社長からのお話や、社員・スタッフの活き活きとした姿は、非常に示唆に富むものでした。

〈ご案内〉「6次産業化起業支援研修会」が開催されます(12月)

2015/10/05

6次産業化の「起業」にあたって有効な実務的、実践的な体験を学習する標記研修会(農林水産省補助事業:平成27年度6次産業化人材育成支援事業)が、一般財団法人食品産業センターの主催により開催されます。

東北ではアーク仙台(仙台市)を会場に、12月の計5日間、各界の講師陣のもと、起業の基礎知識から実務、事業プラン作成・発表まで学習します。

募集人数は各地区20名程度で、定員となり次第締め切りとなります。詳細については下記をご覧ください。

◎案内チラシはこちらからダウンロードできます(PDF)⇒「6次産業化起業支援研修会_01
◎研修内容、申込用紙はこちらからダウンロードできます(PDF)⇒「6次産業化起業支援研修会_02