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ビジネススクール:平成24年度修了式、ビジネスプラン発表会を開催します

2013/02/21

昨年7月から約8カ月にわたって開講してきた「やまがた6次産業ビジネススクール」も全日程が終了し、いよいよ2月27日(水曜日)に修了式を行う運びとなりました。

2月27日(水曜日)は、修了式に先立ち、午前11時から、受講生代表によるビジネスプラン発表会を開催します。
受講生は、座学や実習など延べ90時間にも及ぶ講座を受講し、自身の農業経営の理念や今後のビジョン、目標設定について検討を重ねてきました。ビジネスプランはその集大成ともいえるものです。

本発表会を通じて、より多くの皆様に当ビジネススクールの取組みの成果をご覧頂きたいと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。

■受講生代表によるビジネスプラン報告会■
日時:平成25年2月27日(水) 11時~12時半
会場:山形県産業創造支援センター(山形市松栄1-3-8)
※どなたでも参加出来ます。事前の申込みは不要で、当日会場にて受付いたします。

ビジネススクール:「ビジネスプラン作成」最終講義が開催されました。

2013/02/18

2月13日(水)、ビジネス・スクールでは「ビジネスプラン作成」の最終講義を開催しました。
「ビジネスプラン作成」講義はカリキュラムの中でも必須科目であり、全受講生が対象となります。受講生は、8月上旬に開催した宿泊研修でのワークショップを皮切りに、これまで全5回の講義を通じて、自分自身の農業経営の理念や今後のビジョン、目標設定について検討を重ね、それらの達成に向けた戦略の分析等を進めてきました。


(▲会場全体の様子)

(▲グループ討議の様子)

最終回となる講義では、4~5人ずつで4つのグループに分かれて、他の受講生の前で自分のビジネスプランを発表しました。受講生はそれぞれ、他の受講生や講師からの質問や意見を聞くことで、自分のプランの最終チェックを行いました。当日のアンケートでは、大半の受講生が「モチベーション(やる気)が向上した」と回答しており、「ビジネスプラン完成に向けて大変参考になった」、「大変良いアドバイスをもらえた」などのコメントが寄せられました。受講生は十分な手応えを掴んだようです。

いよいよ来週2月20日(水)、全受講生とビジネスプラン作成指導を担当した講師陣が参加し「ビジネスプラン発表会」を開催します。発表会では、1人あたり5~7分の持ち時間で受講生全員がビジネスプランを発表し、講師陣の審査を受ける予定です。受講生にとっては、これまでビジネススクールで学んできた7ヶ月間の集大成です。素晴らしい発表会となるよう、期待しています。

農業経営革新支援講座が開催されました

2013/02/07

2月5日(火曜日)、山形市内の土地改良会館を会場に、県立農業大学校が主催する「農業経営革新支援講座」の第1回、第2回が開催されました。第2回は「『自産自消』ができる社会を目指して」をテーマに、「株式会社マイファーム」代表取締役の福島雄裕氏による講演が行われました。

マイファームは、「耕作放棄地問題の解消」と「『自産自消』をする人の育成」という2つのミッションを掲げて、都市部周辺の耕作放棄地を有機無農薬の体験農園として活用する「都市型のビジネスモデル」を展開しています。メインターゲットは農業とのつながりが薄いビジネスマンです。彼らに体験農園を通じて「単に経験や勘に頼る農業ではなく、第三者(非農業者)に対しても原理原則できちんと説明できる農業(例えば、化学式などを理解した上で、相手にわかりやすく説明できること)を実践してもらうこと」が狙いなのだそうです。そのうえで、農業を産業のひとつとして捉えて、置かれている現状を正確に理解できる人材を育成する。そうすれば結果として、「自分たちの取り組みを理解できて共有してくれる人が増えていき、いずれ彼らが日本の農業を変えてくれる」そんな期待を込めてビジネスを展開しているそうです。

今年の4月からはこの試みをさらに進めて、生業として本気で農業を志す人を対象とした「アグリイノベーション大学」がスタート予定。ここで育った就農者が都市部から地方へと出て行って、「耕作放棄地の解消」という自分たちのミッション達成にともに取り組んでほしい、そんな狙いがあるそうです。時間も手間もかかりますが、人材育成のありかたとしては正攻法のアプローチでしょう。

マイファームでは、他にも、農園にWebカメラを設置したり、会員制SNSやスマートフォンアプリを活用したり、eラーニングを設計したりと、その斬新な手法が注目を集めています。福島氏に言わせると「これまでの会社の歩みを改めて整理してみると、意図せずして時代に乗ったという感じ」なのだそうですが、発想が柔軟でシンプルで、何より説得力があります。ミッションの一つである「耕作放棄地問題の解消」は、「まだ誰も解決できた人がいない問題なので、人生を賭けて取り組んでいきたい」という言葉からは氏の強い信念を感じました。

「農業の6次産業化」についても話がありました。6次化に取り組む上で最も大事なのは「よいものを作ること」であり、その「よいもの」を世の中に広げるための「手段」として6次化があるのだと考えてほしい、とのコメントがありました。パッケージを工夫したり見た目にこだわったりすることはもちろん大事ですが、それは6次化のための手段でしかなく、6次化する本来の目的を見失ってはならないというわけです。そのためにも小手先の広告宣伝にとらわれ過ぎないことが大事なのだと強調されていました。

会場には農業者が多く参加しており、農に関わる人材の育成に取り組む企業経営者に対する関心の高さがうかがわれました。今回のマイファームの事例のように全国各所で行われている人材育成の取り組みに学びながら、「やまがた6次産業ビジネス・スクール」の取り組みとあわせて、今後も県内外の6次産業化の普及発展に貢献していければと考えています。

本講座は、2月13日(水)にも第3回(株式会社サラダボウルの田中進氏)、第4回(有限会社木之内農園の木之内氏)の講座が開講される予定です。

6次産業化支援講座が開催されています

1月下旬から2月下旬にかけて、新庄市内を会場に「6次産業化支援講座」が全5回の日程で開催されています。従来、このような連続した講座は山形市を中心とした村山地域で開催されるものが大半でした。開催時期についても、農業者が受講しやすい冬の農閑期になり、受講を希望しながらも地理的時間的な制約のために受講できない人がいたのが現状です。今年度初めての試みとして、このような農業者のニーズを踏まえ、農業者の受講のしやすさを考えた講座を最上地域で開催することになりました。

講座の案内や受講生の募集などの情報提供については、県立農業大学校をはじめとする県内の各機関にご協力いただきました。 集まった受講生は全部で20数名ほど。大半は農業者で、その半数以上がすでに6次産業化に取り組んでいます。最上地域を中心に、庄内地域や村山地域からも申し込みがありました。

全5回の講座は、「6次産業化の基礎」、「フードシステム」、「マーケティング」、「経営戦略」、「財務管理」、「経営理念・経営管理」などからなり、6次産業化に関心がある農業者が6次産業化に取り組むにあたって必要な知識を、ひと通り習得できるようになっています。講師陣も、フードコーディネーターやマーケティングの専門家、税理士など実務家で構成されており、受講者はこの講座を手がかりにネットワークを築いて、今後は随時必要となるサポートを受けていくことが期待できます。

2月1日(金曜日)は、鶴岡市の株式会社ティップスの尾形恵子氏によるマーケティングの講義が行われました。「農産加工品のマーケティング戦略」をテーマに、ケーススタディを中心に構成された実践的な講義で、講師と受講生が双方向にコミュニケーションを取りながら進められました。受講生からは質問や意見が次々に出てきて、とても充実した講座になりました。

本講座は2月下旬まで毎週金曜日に開催され、後半は、農業者にとくにニーズの高い「財務管理」の講座などが行われる予定です。