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実践事例集

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6次産業 事例

国立ファーム株式会社 ガールズ農場

奈須野 睦子(なすの よしこ)さん
「野菜ぷりん」の製造・販売

6次産業ビジネスの内容

規格外の野菜を活用した『野菜ぷりん』を開発、製造、販売を行っています。春は人参、里芋、夏はトマト、秘伝豆など季節ごとの野菜を使っています。黄身が白い卵を利用しているので、野菜の色彩が鮮やかでヘルシーなプリンです。現在週に600個を製造し出荷、おかげさまでほぼ完売しています。

苦労した点や今後の課題

加工はゼロからのスタート。やまがた6次産業ビジネス・スクールで学んだことが大いに役立ちました。また商工会を通じて同業者の方々に食品加工の相談を出来たことも非常に大きかったです。農作業の傍ら、新製品の開発、加工作業をしなくてはならないので、時間を確保することに苦労しています。今後はプリンだけでなく、他の加工食品の新製品開発に力をいれたいです。山形はもちろん、仙台での販売も視野に入れて展開したいと思います。

取材:2010年8月

奈須野さんは、やまがた6次産業ビジネス・スクールの第一期修了者です。

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6次産業 事例

農事組合法人 株式会社湧水の里

明日 孟(ぬくい たけし)さん
トマト加工品の販売

6次産業ビジネスの内容

6次産業 事例 トマトを使った加工品(ジュース、レトルトカレー)の製造、販売を行なっています。

1.やまのべ健康トマトジュース
有機栽培(アニス農法)で育て上げたトマトを使い、通常の5.7倍のリコピン酸を含んでいる糖度の高いトマトジュース。パッケージには高級感があり贈答用にも適している。

2.舞米豚トマトカレー
地元山辺町産のコメを食べて育った「舞米豚」(やまがたピッグファーム)と、湧水の里で生産されたトマトがコラボしたレトルトカレー。商品開発は米沢食肉公社。
県産農林水産物を主原料にした加工食品を評価する「やまがたふるさと食品コンクール」において、平成24年度の最優秀賞を受賞。

苦労した点や今後の課題

6次産業 事例自社製トマトの生産コストに加えて、加工食品の製造を外部に委託しているために生産コストが高くなることがネックになっています。トマトの販路を拡大してシェアを増やし生産コストも下げられないか検討中です。今までの商品に加えてトマト味のソフトクリームや調味料として販売できるトマトの粉末などの開発にも取り組んでいます。

取材:2013年6月13日

明日さんは、やまがた6次産業ビジネス・スクールの第四期修了者です。

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6次産業 事例

農業生産法人 株式会社月山じょいふるふぁーむ

大泉 忠昭(おおいずみ ただあき)さん
人・自然・文化、地域資源の利活用

6次産業ビジネスの内容

6次産業 事例 西川町の入間地区で耕作放棄地を集約・活用し、減農薬・減化学肥料による水稲栽培を中心に事業を展開しています。また、ソバや古代米、飼料米の生産、切り餅や、こくわのジャム、ジュースなどの加工・販売も行っています。さらに、間伐材を乾燥させた薪の販売や、地域の取り組みを知ってもらうために短期農業体験の受け入れも行っています。

苦労した点や今後の課題

大泉さんはそれまで30年間勤めた職場を中途退職し、2006年に町内の3.5ヘクタールの農地を借り受け専業農家になりました。 大泉さんが安定した職を辞してまで就農を決意したきっかけは、自宅の周囲に目立って増えてきた耕作放棄地を見るにつけ、「ふるさとの土地を守りたい」という強い思いに駆られたからだといいます。

大泉さんの就農当初の計画としては、5年後の経営規模の目標を5ヘクタール程度と見込んでいましたが、いざ地域で農業を始めてみると、予想以上に近隣の高齢者などから耕作依頼の引き合いが多く、就農2年目には経営面積が2倍の7ヘクタールになり、3年目には10ヘクタールの農地を引き受けることになりました。

想定外の状況の中で、当初描いていた事業計画の大幅な見直しを迫られ、事業計画を再度練り直すために、折しも2009年に開校した「やまがた6次産業ビジネス・スクール」に入校したといいます。

その後も経営面積は増え続け、現在は延べ約100名の地主と賃貸契約を結び、約25ヘクタールの農地を管理しています。

大泉さんの経営は販売は市場などを通さず全量を直接販売していますが、当初、顧客の開拓にあたっては、首都圏や仙台圏の町内出身者などの組織や集会を丹念に回り、自らの取り組みについてプレゼンを繰り返し、思いを共有してくれる人をお客様として開拓してきました。6次産業 事例その努力が実り、就農4年目からは財務内容も黒字に転じたといいます。

現在は、2名の従業員を常時雇用し、今後は地元の主婦などと協力して米粉パンの製造や、菜種油の製造・販売にも取り組む予定です。さらに近い将来には直売所の整備なども計画しています。

地域に眠るあらゆる資源を掘り起こし、それらを総動員して、中山間地域のマイナスをプラスに転化していく発想こそ、6次産業化の醍醐味であることを考えさせられます。

大泉さんは、やまがた6次産業ビジネス・スクールの第一期修了者です。

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